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2018年10月12日 (金)

ヒロシゲブルー!

00378

平成301012()三島市輿水酒店輿水誠司

 

 歌川広重の没後160周年だそうで、三島の佐野美術館や東京の太田記念美術館で広重特集をやっていました。

広重の五十三次は有名ですが、中でも沼津の絵が世界的に評価されているというのを先日初めて知りました。

沼津の黄昏図は、金毘羅宮へ向かう猿田彦面を背負った人物を中心に夕暮れ時の沼津宿が描かれています。

広重の絵で評価に挙がるのが、鮮やかなベロ藍(ベルリンブルー)と言われています。

ベロ藍はオランダから輸入された科学顔料で、これまで日本で使われていた植物由来の藍色(インディゴブルー)とは異なり、墨のように薄めれば透き通り、そのまま使えば濃紺となる画期的な絵の具だったそうです。

広重のライバル葛飾北斎がヒット作「富嶽三十六景」の中でこれをしたことから、浮世絵界でベロ藍ブームが巻き起こりました。

広重もベロ藍を作品に取り入れ、しかもモチーフによって濃淡を自由に操る腕前が高く評価され「ヒロシゲブルー」の世界を創り上げたといわれています。

「五十三次 沼津宿」の絵は1833年頃の作で、画面の半分以上を濃紺が占めていますが、空気の密度の濃さ・陰影をベロ藍での色調を変えて描き出している傑作と言われているそうです。

広重は人物の後ろ姿を描くことで、見る者に旅を回想し易くさせています。

月に照らされた明るい夜空や陰影が付いた川はベロ藍で着色され、ブルー美しさが際立っていると評価が高いです。

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コメント

お疲れ様です。
月が大きく出て、暗くなり始めているころですね。
ブルーは魅了される色なんですね。
フェルメールブルーも、人々を魅了しています。
日本画の青もいいですね!
目を引く鮮やかさがあると思います。

おばちゃんさんありがとうございます。
普段見過ごしていましたが、こうした説明を聞いて、あらためて、絵を見ると、絵の味わいを感じます。
現金なものですかね。

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