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2018年12月22日 (土)

芝麻信用!

(沼津経営塾ブログ当番と同じ内容になります。)

平成301222()三島市輿水酒店輿水誠司

 

 古橋力さんから引き継ぎまして、今日から1週間、ブログ当番を担当させてもらいます。

どうぞよろしくお願い致します。

 

「芝麻信用」……中華料理の辛いやつ……ではありません。 

最近、ニュースでは「ファーウェイ」が話題になりましたが、この「芝麻信用(ジーマシンヨウ)」も、もしかしたら大きな話題になるかもしれません。

中国版Amazonと呼ばれています「アリババ」という会社があります。

通販サイトや電子決済サービスなどを行い、業界ではAmazonに次ぐ企業と言われています。

そのアリババの社長 ジャック・マーが昨年行われたダボス会議でこう言い放ったのです。

『これからの時代、「芝麻信用(ジーマ・シンヨウ)は、恋愛の必要条件になるであろう!』と。

かくして、中国人は我も我もと「芝麻信用(ジーマ・シンヨウ)に夢中になっていったのでした。

 

芝麻信用(ジーマ・シンヨウ)」とはナニモノなのか?

別名 セサミ・クレジット

芝麻信用(ジーマ・シンヨウ)とは、ザックリ言いますと、人物それぞれの信用度をスコア化したものです。

当初は、アリババで「お買い物をするとポイントがつく」「アリババのシステムを利用するとポイント加算」みたいな、どこでもありがちなポイントスコアでした。

「芝麻信用」と呼ばれる所以になるのが、個人の買い物の習慣や友人関係、自分の時間を過ごす方法なども評価され、スコアに影響を与える、ということです。

例えば、「友人にクリスマスカードを送った!」とツイッターでつぶやくと、「友人想い」ということで、自分のスコアが少し上がる。

更に、「昨晩は資格試験の勉強をしました!」とブログで書くと、「熱心、誠実」ということで更にスコアにポイントが加点。

逆に、忘年会の後、夜中にシメのラーメンを食べている写真をFacebookに載せると、(健康管理に問題アリ)ということでポイント減点でスコアが少し下がる。

このように小さなひとつひとつの事の積み重ねが集まってスコアに影響してくる、(小さな胡麻が集まってその人の評価)、「芝麻信用」、別名「セサミ・クレジット」と呼ばれる所以です。

23日の小さな行動だけならまだしも、ネットを通して、半年、1年、2年とその人の行動や習慣がデータとして見えたとしたら、その人の信用度合いが分かってしまう、というのです。

「芝麻信用」は、人の信用を350点~950点の間でスコア化したのでした。

そしてジャック・マーは、更に、言葉をこう付け加えたのです。

「芝麻信用で高いスコアを維持できれば、金融サービスで優遇されるばかりか、公的な市民サービスでも恩恵があり、就職や結婚にも有利に働く」と。

これが大反響となり去年の中国でトレンドワードになったのが「芝麻信用」でした。

 

すると、高得点を狙った人達が、信用度を上げる行動を積極的に行うようになりました。

それも、声を大にして「私は今日、掃除をしました。」「お年寄りに席を譲りました」と。

そして、自分のスコアも上がるのです。

マナーが悪いといわれた中国人のマナーを良くするための、壮大な実験であるともいわれました。

すると、サービスでは「芝麻信用650点以上の人は提携するレンタカーやシェア自転車、ホテル利用時にデポジット(保証金)払う必要ありません。ビニール傘やスマホ充電器は無料で使えます。」と。

つまり、物をレンタルした際に、芝麻信用650点未満の人は、借りたモノを返す信用性が低いと判断されたことになります。

それぞれの人の信用度に点数がつけられ、可視化されているのです。

このようになると、スコアを上げるために自己アピールが強くなりますし、偽善や嘘をつく人もいます。

歪みとして、「自己アピールをしない正直者」より、「自己アピールの強い偽善者」や「嘘をつく人」がスコア上では上の評価になります。

しかし、例えば「昨晩、資格試験の勉強していました。」とブログで書いても、「いいや、あいつ、昨晩居酒屋で飲んでいるの見かけたぞ!」と証拠写真をSNS上にアップされて、逆にスコアを下げるという可能性もあります。

そこが良くも悪くもSNSの可視化による本人特定情報の表面化することでもあります。

更に芝麻信用のスコアは「750点以上だと一部のビザ申請手続きが簡素化、北京空港で専用出国レーンを通れる」

マクドナルドの就職試験では芝麻信用のスコアを参考にすると公表。

などなど、過剰すぎるほどに影響が大きくなり過ぎ、今では中国政府が規制をかけ、影響を抑えている状況だそうです。

これらは中国の問題だと思いきや、日本にも「芝麻信用」を参考にしたと思われるものがあるそうです。

ソフトバンクとみずほ銀行が提携した「ジェイスコア」やラインの「クレジットスコア」などです。

ネット上で個人情報の質問に答えると、自分の信用スコアをはじき出してくれるそうです。

 

「信用」という言葉は、経営者にとっても個人の生活にとっても大変大事なことだと思いますが、こうした点数による人の格付けには、正直、ゾッとします。

何とも恐ろしい時代になって来たと思いますが、「つまるところ」、私自身に良い習慣が継続して身についているかどうかが問われるのだと思いました。

その時々で人の評価は上がったり下がったりするものでしょうが、長年に渡り見れば、だいたいその人の評価は落ち着いてくるものですし、スコアに表面化されない処も人は判断できる生き物だと信じたいです。

可視化されても、恥ずかしくない姿勢を心がけていきたいと思います。

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コメント

お疲れ様です。
中国というとパクリモノがたくさんあるような。
ドラえもんもどきや、ミッキーマウスもどきなどなど。
こちらも⁈
人を評価する通信簿みたいです。
良き行いは隠れてするとかはないのてすかね。
タイガーマスクさんや伊達直人さんは、ポイントがたまりますね。

おばちゃんさんありがとうございます。
人の評価気になりますが、ここまでやると、やり過ぎ感があります。
恥ずかしくない行動を心がけたいです。

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