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2018年12月26日 (水)

コンゴ!

(沼津経営塾ブログ当番と同じ内容になります。)

平成301226()三島市輿水酒店輿水誠司

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 今回観た美術展の感想は、結論から言いますと、(そこに「美しいもの」は無く、心に刺さるものだった…)という印象です。

 昨日の「ブラックカラータイマー」と同じ美術展で展示されていた像です。

アフリカはコンゴのカカオのプランテーションで働く労働者の像です。

今のコンゴ民主共和国は、かつてベルギーの植民地で、ベルギーチョコレートの元となったカカオは、搾取されるシンボルの存在でした。

実はこの像、チョコレートで出来ています。

元々あった彫刻像を3Dプリンターで型をとり、同じ型のチョコレートを世界に販売し、その収益をコンゴにオランダ人作家が経済的還元しています。

収益は微々たるものですし、美術による力も微々たるものかもしれませんが、「世界にコンゴを注目してもらいたい」という試みが含まれているのだと思いました。

今、実は世界で最も悲惨と言っていい状態にコンゴがなっているそうです。

コンゴ民主共和国はアフリカ中部に位置する国ですが、豊富な地下資源があるにも関わらず、その資源を狙って、隣国のルワンダやウガンダとの紛争、更には間接的に中国が武器や資金を援助などが絡んで混乱状態になっています。

紛争は20年続き、紛争の影響による死者は世界最大600万人に及ぶといわれています。

そんな状態の中でも最も「えげつない」行為といわれているのが性的テロリズムです。

性欲とは無関係な性暴力で、地域を破壊するために計画的に性暴力が行われています。

何ともおぞましい行為が性的テロリズムで

・一晩のうちに地域まるごと200人以上の女性が被害(幼児から高齢者まで)

・行為は家族の目の前で

・性器に木の枝やガラス瓶のカケラで傷をつける

これらの行為は子供を産めなくして地域を弱体化させるのが目的になっています。

そんな中、コンゴの医師、デニ・ムクウェゲ氏という方が「性暴力を受けた女性の治療に尽力」したことで、2018年ノーベル平和賞を受賞しました。

治療も素晴らしいことなのですが、この悲惨なコンゴの状態を世界に訴える活動をしています。

私もこの美術館の一つの像をキッカケにコンゴの悲惨な状態を知ったのですが、美術は「美しいものを見る」だけではなく、こういうおぞましい状況が現実にあることを訴えることで、今までとは違う可能性を感じました。

私にはコンゴのこの状況を伝えることしかできませんが、知ってもらいたいと思い書かせてもらいました。

今回、訪れた展覧会は六本木にあります森美術館で「森美術館15周年記念 カタストロフと美術のちから展」でした。

カタストロフとは「自然界及び人間社会の大変動、変革」を意味しますが、本当に今回はそこに「美しいもの」は無く、心に刺さってくるような感じでした。

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コメント

お疲れ様です。
貧しい国で、小さな子供たちか人として扱われているのは本当に腹立たしいいです。
日本でも、虐待のニュースは顔を背けたくなります。
平和に、人として扱われるようになって欲しいてす。

おばちゃんさんありがとうございます。
本当に世界では悲惨な状況が実際にあります。
日本の平和のありがたさをしみじみと感じます。

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