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2019年1月 7日 (月)

戸田号!

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平成3117()三島市輿水酒店輿水誠司

 

 日本国紀に韮山反射炉や伊豆の代官「江川太郎左衛門」のことが出ていました!

鎖国をしていた江戸幕府でしたが黒船来航以来、外国と条約を結びます。

その中で、ロシアも通商を求めてプチャーチン提督が下田に来たのですが、丁度その時、安政大地震が起き、下田の町は津波で壊滅状態となり、ロシアの船「ディアナ号」も壊れてしまいました。

その際、共に被災した伊豆の人々とロシアの乗組員は協力して被災者救助にあたりました。

その縁がキッカケで、江川太郎左衛門は考え、ロシアの乗組員のために新しい船を造って寄贈しようということになりました。

 

江川太郎左衛門は長崎で海防を学び、後に江戸湾(現在のお台場)に国防のための洋上砲台を設置した先進的人物です。

彼は資材や職人を伊豆の戸田に集め、ロシアの乗組員と日本の船大工が協力して、日本史上初の西洋式帆船を完成させました。

その日露共同で造った帆船は「ヘダ号」と名付けられました。

(造船されたのが沼津の戸田村だった。「ヘダ号」の型式は君沢郡戸田村だったため君沢形と呼ばれた。スーパーキミサワもこの君沢が由来)

そしてその後、安政二年、日露和親条約を結ぶわけですが、その内容に北方四島の帰属は日本の領土と定められていました。

 

その160年後の平成28年、ロシアのプーチンが来日。

安倍首相は東京での会談の前に、お膝元山口県でもおもてなしをします。

そしてその際、一枚の絵をプーチン大統領に贈りました。

描かれていたのは、かつて日露の人々が協力して造った帆船「ヘダ号」の絵でした。

日露両国の先人達の親善のエピソードと、北方四島の帰属を決めた歴史に、メッセージの込められたプレゼントでした。

ヘダ号の絵「ヘダ号の進水式」はディアナ号の錨とともに、現在も戸田造船郷土歴史博物館にあるそうです。

 

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コメント

おはようございます。
いいお話ですね。
昔の日本人は、ひろーい心を持っていたのですね。
現代人も見習いたいところです。
本屋さんにコーナーが出来ていました。
元気になれる一冊ですね。

おばちゃんさんありがとうございます。
日露関係、今年は動きがあるかもしれません。
日本にとって良い方向になって欲しいです。

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